それでも、何回か練習していくうちに、男子が近くにいても平気になった。
というより、そんなことを気にする余裕がなくなったのだ。
「また東さんッ! しっかりしてよ」
「ご、ごめんなさい」
俯いて足に引っかかった縄をまたぐ。
これで何回目だろう。最初は、頑張れ、と言ってくれたクラスメイトたちも、次第にイライラし始めた。
あたしはバレー以外では、運動神経が悪いのだ。
「なーお、気にしないで」
麗が遠くから励ましてくれた。けれど、気を遣ってくれているのが分かるから、余計苦しいよ。
こうして、始めての大縄跳びの練習は、あたしのせいで10回すら続くことなく終わった。
*
その日の放課後。
あたしは落ち込んだ気持ちを引きずったまま、1人寂しく駅まで歩いていた。
舞花たちとは家が反対方向なので、一緒に帰ることができないのだ。
というより、そんなことを気にする余裕がなくなったのだ。
「また東さんッ! しっかりしてよ」
「ご、ごめんなさい」
俯いて足に引っかかった縄をまたぐ。
これで何回目だろう。最初は、頑張れ、と言ってくれたクラスメイトたちも、次第にイライラし始めた。
あたしはバレー以外では、運動神経が悪いのだ。
「なーお、気にしないで」
麗が遠くから励ましてくれた。けれど、気を遣ってくれているのが分かるから、余計苦しいよ。
こうして、始めての大縄跳びの練習は、あたしのせいで10回すら続くことなく終わった。
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その日の放課後。
あたしは落ち込んだ気持ちを引きずったまま、1人寂しく駅まで歩いていた。
舞花たちとは家が反対方向なので、一緒に帰ることができないのだ。
