悲しいくらいだ。 こんな話になると、私には全く話題がないんだ。 恋をすること自体、まだないんだから。 「そっか……。タイプとかは??」 俯く私の顔を覗くようにする彼。 「わかんない。恋自体、したことないから」 「え。この16年?」