照らす光







はあ、と嫌味かっていうくらいのため息をつく嘘つきさん。





「ってか夏木。そろそろ俺のこと、名前で呼べ」






「アンタに指図される筋合いはない」






「隆二、バイトに戻れ。先輩らしい人が睨んでるぞ」





その先輩の言葉に「やっべー、店長じゃん」と一言残して、バイトを再開した嘘つきさん。




その焦る姿に、先輩とふたりでクスクス笑った。