階段を上がりながらこちらへ向かってきているらしく、萌絵ちゃんが慌てて私を抱きしめて泣いているのを隠した。 「アハハ、ごめん。お兄ちゃん、りっちゃんと話してたら……泣かしちゃった!!」 「“泣かしちゃった!!”じゃねーだろ!?あーもう!!」