バタバタと走って佐伯がいそうなところを探した。
「夏木?どうした、そんなに急いで」
「萌絵ちゃんがお風呂に入ってきてさ。ビックリして出てきた」
「萌絵のヤロー!!わかった、チョップしとく」
え!?チョップ!?!?
「それより夏木、そのままでいたら風邪引くぞ。コッチ来い」
そう言われるまま、佐伯の後ろについていった。
階段を登ってすぐ右。
扉を開くと、佐伯の部屋。
「ここに来い」
ポンポンと佐伯が手で叩くその場所。
佐伯の前じゃん。
何なんだよ、とか思いつつも言われるままに座った。
「熱かったら言えよ?」
