照らす光








私が話している間は相槌を打ちながら、いつもの佐伯からは想像がつかないような真剣な顔で話を聞いてくれた。






そして全てを話し終わったとき、佐伯は私の顔を覗いて言った。










「お前、友達の恋愛で悩んでたのか。お前って優しいのな」










そう言ってまた朝のように頭をポンポンされた。










「その子、ずっとその男のことが好きって気付かなかったんだな。でも気付いたから、その想いをキスで表したのか……。健気で可愛いじゃん!!!」









佐伯のところにオレンジジュースが届いた。









佐伯はオレンジジュースをひとくち飲んで、会話を続けた。









「振られた訳じゃないだろ。きっと相手は何かを思って、離れただけなんじゃん??」







「え?」