「莉子ちゃん!!!」 ハアハアと息をきらして私に走り寄る先輩。 「え、先輩の教室は逆じゃん!!」 「知ってるよ!!そーじゃなくて、放課後、一緒に帰ろ??」 首を傾げながら、私をみつめる先輩。 先輩はズルい。 こんなにも可愛い仕草、かっこいい先輩がしたら誰でも頷くに決まってる。 そう。ぶっきらぼうな私だって。 「荷物、細々したやつ忘れたし……いいよ。帰ろ、一緒に」