「ごめんなさい、重いよ!!」 そう言いながら先輩の後ろに乗っかった。 「全然ヘーキだよ。軽いじゃん、莉子ちゃん!!しっかりつかまってろよー、激チャすっから!!」 その言葉通り、先輩は自転車をすごいスピードで漕いでいる。 《9:15》 1限の授業も終盤ってとこか。 校門を越えて、やっと着いた学校。 授業中のせいか、先生の声しか聞こえてこない。