振り向くと先輩が必死で自転車を漕いでいる。 え、まさかそれで!?!? 唖然とその必死な姿の先輩を見ていた。 「莉子ちゃん、乗って!!!」 親指で自分の後ろを指差す先輩。 ニケツ!? まさかの!?!? 「早くしないとどんどん遅刻しちゃうよ!!迷う時間の猶予ない!!!」 そうだった。今、時間との戦いの真っ只中だったんだ。 先輩の言う通り、時間の猶予なんてない。