でも、いつもいつも輝良といたからだろうか。
たくさん同じ時間を共有してきたからこそ、私は輝良に自分の気持ちを言うことが怖くなってしまっていた。


もし言ったらどうなるの?

今の関係が壊れてしまう?

そうしたら輝良と星を見れなくなる?


怖かった。そんなことで、輝良の傍にいられなくなるのは嫌だった。


私はいつしか、臆病になってしまっていたのだ。