きょとん、とするスーパーのお兄さん。
私と小林さんは目を合わせて笑った。
「さっちゃんは忙しいから、買い物の時間が決まってるんだよー」
「もぅ、小林さん。忙しいからじゃないんだけどなぁ。...さ、ぼちぼち行きましょうか」
ホールヘルパーは、意外に細かくルール決めされていて個人個人で支援の内容や時間が決まってる。
だから時間は無駄にはできないんだ。
お兄さんに挨拶してスーパーに急いだ私は...
私たちの後ろ姿が見えなくなるまで、その場にずっと立ち尽くしついた存在に気がつかなかった。
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