今日の午前中最後のお宅は、小林さんだ。
小林さんは、高齢で筋力低下のため長距離の歩行が難しい。
独り暮らしで、家の中のことはなんとか独りでやっているけど週に二回は車椅子で一緒に買い物に行っている。
「今日も、天気が良くて良かったですね。小林さん」
「ほーんと、良い天気。暑くて参っちゃうわ」
日除けの防止の角度を調整して、小林さんは明るく笑う。
独りでは外出できないから、と週二回の買い物をとても楽しみにしている。
私は車椅子をゆっくりと押しながら、マンションのエントランスを出た。
「さ、覚悟してくださいね!今日も人通りが激しいですよ」
「さっちゃん、飛ばして行ってちょうだい!!」
「安全運転で、急ぎます」
小林さんの家は駅前の大きな通りに面したマンションで、一歩外へ出れば日中はどうしても人でいっぱいだ。
ぶつからないように、ぶつけられないように慎重にスーパーへ進む。
小林さんは、高齢で筋力低下のため長距離の歩行が難しい。
独り暮らしで、家の中のことはなんとか独りでやっているけど週に二回は車椅子で一緒に買い物に行っている。
「今日も、天気が良くて良かったですね。小林さん」
「ほーんと、良い天気。暑くて参っちゃうわ」
日除けの防止の角度を調整して、小林さんは明るく笑う。
独りでは外出できないから、と週二回の買い物をとても楽しみにしている。
私は車椅子をゆっくりと押しながら、マンションのエントランスを出た。
「さ、覚悟してくださいね!今日も人通りが激しいですよ」
「さっちゃん、飛ばして行ってちょうだい!!」
「安全運転で、急ぎます」
小林さんの家は駅前の大きな通りに面したマンションで、一歩外へ出れば日中はどうしても人でいっぱいだ。
ぶつからないように、ぶつけられないように慎重にスーパーへ進む。
