高橋くんの背中にギュッと
抱きついて、嗚咽を交えながら
精一杯、気持ちを伝える。
「…萌菜先輩、それほんと?」
すると、自分のお腹にまわっていた
あたしの手を優しくはがして、
あたしと向き合った高橋くん。
その顔は、とっても嬉しそうで。
「ほんと、だよ…っ」
やっと気づいたんだよ。
「高橋くんの笑顔見る度に、胸が
キューッとなって、高橋くんが
他の子と話してるの見ると、胸がギュッて
苦しくなって…それくらい、大好……っ」
大好きという言葉を言い終える前に、
高橋くんに思いっきり抱きしめられた。
「やばい…っ
萌菜先輩が可愛すぎて、俺いま
失神しそう」
そして、あたしの肩に顔をうずめて
そんなことを、言ってくる高橋くん。



