待ってよ。 待ってよ。行かないで。 だんだん遠ざかっていく高橋くんの 背中がぼやけていく。 他の女の子なんて見ないで。 高橋くん… 高橋くん…っ! 「っ高橋くん、待って……!!」 あたし、気づいたよ。 やっと気づいた。 高橋くんの笑顔にドキドキしたり、 甘い言葉に胸がキュンッて鳴ったり、 他の女の子と話してるところを 見た時に、苦しくなるのも。 ぜんぶぜんぶ、 「…っ好き」 キミが好きだからなんだ。