【完】早く俺のものになってよ






「……………」


「……………」




チャラ男たちがいなくなったあと、
あたしと高橋くんの間に、沈黙が走る。



高橋くんとのこんな沈黙は初めてで。



「あ、あの…高橋く、」


「あのさ、萌菜先輩」



その沈黙に耐えられなくなって、
高橋くんを呼ぼうとしたとき、カレの
言葉にそれは遮られた。



真剣にあたしを見つめる高橋くん。

それは、少し怒っているようにも見えて。



「気をつけてくださいよ。
萌菜先輩は無防備すぎ」


「は、はい…すみません」



後輩にお叱りの言葉をいただいた。