だよね?



「何言ってるの先輩。
俺は、恋愛感情で萌菜先輩のこと
好きって言ってるんだよ」




その高橋くんの言葉を聞いた瞬間、
身体中がぼわっと熱くなってきて。



「た、高橋くんのバカ…っ!」


「はっ!?萌菜先輩!?」



あたしは、高橋くんに背を向けて、
走り出してしまっていた。