急いで階段を駆け下りて、
先輩のハサミを奪い取り
沢田君の前髪をつかんで
目の真ん中まで切った。
『!!!??』
みんなは切ったことと、顔にビックリしてしばらく黙っていたが
『はぁ?沢田めっちゃイケメンじゃん!』
『え、やば、私タイプかも!』
ほらね?先輩にはかなわないのよ
『お前さ…いい度胸してんな』
ん?なんか沢田君のほうから怖い声が…
「えっ…」
沢田君…激おこです。
先輩方は諦めたのかなんなのか去っていってしまって、2人だけ…
『俺がなんのためにこのキャラで来たと思ってんだよ…』
声を小さくしながら目の前で
「え、でも、かっこいいし…」
『女子とかめんどくせぇだろーが!』
はい…?
