笑顔でさよならを

何でも思った事、自分の気持ちははっきり言える私。


だけど、今、蒼大さんに気持ちを伝えるのにはすごく勇気がいった。


蒼大さんに対しては、いつもの私じゃいられない。


いつもの私じゃいられない程、私は蒼大さんの事が好きなんだ。


「本当?」

「うん」


私は蒼大さんの腕の中で頷く。


「俺、4つも上だよ?」

「4つしか、かわらないよ?」


そして、私は顔を上げ


「蒼大さん……、私と付き合って下さい」


そう言った。


そんな私に


「繭花ちゃんの事、一生離さない」


そう言って、蒼大さんは力強く抱きしめた。



初めて、本当に好きだと感じた人


蒼大さん以上に好きになる人なんて、もう現れない


“ずっと一緒にいたい”


そう思っていた。


この時は――…