笑顔でさよならを

自分の部屋でそんな事を考えていると


ピンポーン――


そして、玄関が開く音がし、お母さんの楽しそうに話す声が聞こえる。


ご近所さんかな?


なんて思いながら、私は着替えはじめる。


ブラウスのボタンを外し、脱ごうとした時


「繭花―!蒼大くんがいらしたわよー!!」


下から、お母さんの声が。


えぇっ!?

ちょっ、ちょっと待って……


コン コン――


「繭花ちゃん、入るよ?」


ドアの向こうには蒼大さんの声が。