Kiss&Love

授業が終わり、教室を出ようとする



「星野さん!」


悠先生に呼び止められる



「手伝ってー」


早く寮に帰りたい!!


「何手伝えばいいですかー」


「このプリントを職員室の高橋先生まで持っていってくれないかな?持っていったらそのまま帰って良いから」

「え゛」


山積みのプリントがそこにある


「お願い!」


無理!

無理だからあ!


「…その半分ならまだ…」

「んー難しいなあ…かご付きで全部持って行くっていうのはどうだい」

「あーそれならいいですよ。ただし取っ手付きのかごですよ」

「痛いトコ突くねえ。仕方無い、大サービス!」


山積みにされたプリントをかごに入れて、あたしは職員室まで向かう

職員室に着くと、豪快にドアを開ける

「すみません!高橋先生は…」

「アラッ!ありがとうねえ」


イケメンなのにおネエ系の高橋先生にウケた。




すぐに部屋へ帰る




今日は寒いから早く部屋に行って布団に潜りたいのだ



ガチャ





なぜかドアが開いている



「ただいまー…」


「誰!?」


奥から謎の女が出てきた



いや、それこっちのセリフ



「星野未紗です。」

「勝手に入ってこないでくれる?諒目当てで勝手に入ってくる子ってほんとにいたのねえ、図々しい。」

「そんな事言われても、あたしこの部屋に住んでますから」


コイツ、何者ですか




「未紗」



あたしが振り返ると、シャワー後の浅岡先輩がいた




「先輩、誰ですか…」

「あ?あー…成沢美里。」

「あら、この子ほんとに諒のルームメイトなのね」


美里…って…



洗面所で言った…名前だよね…