Wonderful DaysⅢ【野いちごバージョン】



相変わらずノリが軽いな、なんて思っていれば




「担任のあなたがそんなだから、甘い考えで結婚なんて言い出す生徒が出てくるんですよ!」




益々ヒートアップしてくる平川先生に




「別にいいじゃないですか、卒業してすぐに結婚したって。絶対に進学や就職しなきゃいけないわけじゃあるまいし。昨年も家事手伝いって子がいましたよね」




「結婚はもっと慎重に考えるべきだと言っているんです!!」




「あぁ、慎重に考えすぎているから平川先生は未だに結婚していないんですね」




「なっ!!」




そういうことか!と納得をする篠原先生。




「ぶっ!」




二人の遣り取りを聞いて吹き出した野田先生は、平川先生にギロリと睨まれた。




「だ…大体、結婚の事を保護者の方は知っているのか?」




ゴホンと咳払いをして誤魔化した先生は、話題を変えようと私に話しかけてくる。




「はい、知っています」




「では、その件も含めてどの様な考えでいるのか連絡をしなければならないな」




「………………………」




えーと……それはマーク兄さんに?




「それにしても、クラス1…いや、学院内1目立たないって言われてる周防が結婚する相手ってどんな奴なんだ?」 




ものすげぇ、気になる!!と、好奇心旺盛に聞いてくる篠原先生。




「「「……………………」」」




平川先生と野田先生も、篠原先生に向けていた視線を移して私の顔を無言で見てくるのだけど。



篠原先生……



何で一番答えにくい質問をしてくるんですか。