Wonderful DaysⅢ【野いちごバージョン】



そんな彼は、私の髪を指に絡め取り


「結婚するまでは避妊する。その代わり……」


結婚したら、妊娠するまで毎日抱き潰してやる。と、なんとも恐ろしい言葉を呟いた。


「……………………」


さっきまでは、もう子供は産めないと諦めていたのに。

魁さんの言葉で、もしかしたら私も産めるかもしれないと希望を持っている自分がいる。


そういえば……

初めて会った時も。


『無理じゃねぇよ。最初から否定してたら、出来る事も出来なくなるぞ』


自信たっぷりに言われたその言葉に、心が救われたんだった。


「こんな身体でもいいんですか?」


それでも自信のない私を


「俺は、この身体がいい」


「でも、傷だらけですよ」


「その傷は、お前が耐え抜いてきた証だからな」


「……っ」


いつも受け止めてくれる。