試すって何を?
頭に浮かんだ疑問を聞こうとしたら
「お前が妊娠できるかどうか」
「んぅっ」
言葉ごと魁さんの唇に飲み込まれた。
私が妊娠できるかどうかって……
酸素不足な頭で必死に考える。
「かい、さ……」
やっと自由になった唇で、息も絶え絶えに口を開けば
「そんなに不安なら、今から避妊しないで毎日お前を抱くか」
「え?」
毎日!?
「子作りは、早い方が確率が上がるだろうし……」
「え?」
「今子供が出来たら、お前は高校卒業できなくなるかもしれないが」
「え?」
真顔で言われて固まる私。
避妊しないで私を抱く?
「俺が卒業してお前と結婚する頃には、家族三人だ」
「えぇ!?」
にこりと、極上の笑みを見せる魁さん。
「その前に、マークさんに殺されそうだけどな」
冗談っぽく言っているけれど、きっと本気だ。
だって、目が笑っていない。
「あ、あのっ、私、高校だけは卒業したい、です」
身の危険を感じて、必死に訴えてみれば
「冗談だ」
くっ、と喉の奥で笑う魁さん。
いえ、本気でしたよね!?


