「ごめんなさい、ごめんなさい!! 本っ当に、ごめんなさいぃぃぃ───!!!」
リビングのソファーで紅茶を飲みながら、修さんと談笑していた魁さんに頭を下げて平謝りする私。
久しぶりのデートなのに、迎えに来てくれるまで寝てたなんて大失態だ。
それを驚いた顔で見た魁さんは
「もういいから、早く朝メシ食って出かけるぞ」
苦笑いで答えて、テーブルを指差す。
そこには修さんが作ってくれた美味しそうな朝食が、湯気を立てて並んでいて。
「早くお召し上がりにならないと、どんどん時間は過ぎてしまいますよ」
「は、はい!」
淹れ立ての紅茶を用意してくれたランスロットさんに促されて、慌てて席に着く。
「迎えに来る前から、お前が起きていない事は予想済みだったから気にするな」
恐らくフォローしてくれているであろう魁さんの言葉だったけれど。
───いや、気にしますって!


