Wonderful DaysⅢ【野いちごバージョン】




「ごめんなさい、ごめんなさい!! 本っ当に、ごめんなさいぃぃぃ───!!!」


リビングのソファーで紅茶を飲みながら、修さんと談笑していた魁さんに頭を下げて平謝りする私。

久しぶりのデートなのに、迎えに来てくれるまで寝てたなんて大失態だ。

それを驚いた顔で見た魁さんは


「もういいから、早く朝メシ食って出かけるぞ」


苦笑いで答えて、テーブルを指差す。

そこには修さんが作ってくれた美味しそうな朝食が、湯気を立てて並んでいて。


「早くお召し上がりにならないと、どんどん時間は過ぎてしまいますよ」


「は、はい!」


淹れ立ての紅茶を用意してくれたランスロットさんに促されて、慌てて席に着く。


「迎えに来る前から、お前が起きていない事は予想済みだったから気にするな」


恐らくフォローしてくれているであろう魁さんの言葉だったけれど。


───いや、気にしますって!