Wonderful DaysⅢ【野いちごバージョン】




その後は、綾ちゃんの予定を聞いたりして。

もうすぐ休みだー!なんて思っていたら、あっという間に春休みになり。


そして……

とうとう明日は、待ちに待った魁さんとデートの日。

さっきまでは、楽しみにしていたのだけど。

明かりを落とし、薄暗くなった自分の部屋で


「…………はぁ」


重い溜め息を吐きながら時計を見ると、深夜1時をまわっていた。


───明日じゃなくて、もう今日か……


いつもならば、とっくに寝ているはずの時間なのに


「あ~、どうしよう。早く寝なきゃいけないのに、緊張しちゃって全っ然眠れないっ……!」


目がギンギンに冴えて、ベッドの中で焦っている私。

考えてみれば。

横浜のお店で一緒にご飯を食べた時も、イギリスでのデートの時も、事前に決まっていたことではなかったから身構えることもなかったのだけれど。

改めて予定を立ててするデートは初めてなのだと今更ながらに気づいたら、ドキドキしてきて全く眠れなくなってしまったのだ。