Wonderful DaysⅢ【野いちごバージョン】





そんな私の様子を見ていた響先生が


「他に痛むところはない?」


同じ質問を向けてくるから


「ないです」と首を横に振ると、ホッとしたように表情を和らげる。


「あの、私……」


そんなに深刻な状態だったのでしょうか?と、気になっていたことを聞こうとすれば


「マリアちゃんは重度のアナフィラキシーショックを起こして、此処に運び込まれたんだよ」


「アナフィラキシーショック、ですか?」


「そう。此処に運び込まれた時は心肺停止状態でね。一時は、本当に危険だったんだ」


響先生の口から出てきた言葉に冷や汗しか出てこない。