「響」 「彼女の様子は!?」 部屋の電気を点けて足早に近づいて来た先生は、魁さんに尋ねながらベッド脇のモニターを覗き込む。 「……………………」 魁さんだけじゃない。 響先生も、慌ててる? ───あ、れ……? もしかして、私…… 自分で考えているよりも、かなり深刻な状態だった? 二人の慌て具合に、内心焦っていれば 「マリアちゃん、魁や俺がわかる?」 モニターを見ていた端正な顔が、私の方へと向く。