Wonderful DaysⅢ【野いちごバージョン】





「響」


「彼女の様子は!?」


部屋の電気を点けて足早に近づいて来た先生は、魁さんに尋ねながらベッド脇のモニターを覗き込む。


「……………………」


魁さんだけじゃない。

響先生も、慌ててる?


───あ、れ……?


もしかして、私……

自分で考えているよりも、かなり深刻な状態だった?

二人の慌て具合に、内心焦っていれば


「マリアちゃん、魁や俺がわかる?」


モニターを見ていた端正な顔が、私の方へと向く。