Wonderful DaysⅢ【野いちごバージョン】





厳つい顔に凶悪な笑みを浮かべてやって来たのは


「よぉ、久しぶりだな」


一年前まで俺達をパトカーで追い掛け回していた、元交通課取締係の赤羽だった。


「……何で、あんたが此処にいるんだよ」


「あん?」


「あんた、本部に移動になったんじゃねぇのかよ」


此処に来るはずのない人物に疑問を投げ掛ければ


「あぁ、移動になったさ」


「じゃあ、何で……」


「こっちにも、色々あるんだよ」


答えを濁して、ガシガシと坊主頭を掻く。