Wonderful DaysⅢ【野いちごバージョン】




だから、“ これで終わりじゃない。”

そう伝えようとすれば


「サツに捕まったくらいで済むと思ったら、大間違いだぜ」


肩越しに口角を上げた蓮が、先に口を開いた。


「魁も言ってたじゃねぇか。 “ その後のことは、手配済み ” だって。サツに捕まったって、すぐに出てこれる。そんなことは、あいつの中でも想定内なんだよ」


「……………………」


「それをわかった上で、テメェをサツに渡すんだ。これで終わりなわけねぇだろ」


「……っ」


「魁を本気で怒らせたらどうなるか。塀の向こう側で、楽しみに待ってるんだな」


そう言い終えると、こっちに近づいてくる人物へと視線を向けた。