Wonderful DaysⅢ【野いちごバージョン】





この部屋にサツが到着したのは、それから15分後のこと。

既に縛り上げて大人しくなっていた男たちを、順に連れ出していく警察官達。

その中には、顔見知りの刑事もいた。

それを横目で見ながら、様子を伺っていた暁はといえば……


「……っ……」


大勢のサツを目にして一瞬強張った表情を見せた後は、先ほどまでと変わらずツンとした態度でそれを見ていた。

あれだけ青褪めていた顔は色を取り戻し、取り乱すこともない。


「随分と大人しいじゃねぇか」


それを皮肉げに口にした蓮。


「手足を縛られてちゃ、何もできないじゃない。喚いたって疲れるだけだわ」


「───反省の色もねぇのかよ」


「反省? 何の?」


「「あ゛?」」


「あの女にしたことなら、悪いなんて思ってないから」