「なぁ?」
「あ……、」
とうとう葵さんの追及に折れた暁さんが、震えた声で何かを言おうと口を開いた時。
「……………………」
───あ、れ?
自分の体の、ある異変に気がついた。
なんだろう……
全然暑く感じないのに、私の蟀谷からは不自然な汗が流れてきていて。
それを拭おうと持ち上げた手は、自分でも驚くほど震えていた。
何で、私震えてるの?
全身から噴き出てくる汗とは対照的に、冷たくなってくる体。
それに困惑していれば、今度は激しい頭痛と吐き気に襲われる。
「……っ……」
……なに、これ。
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