「驚くことねぇだろ。母親もグルになってたのは、てめぇも知ってただろうが」
吐き捨てられた言葉に
「じゃあ、私は……私は、これからどうなるの?」
愕然とする暁さんが声を震わせれば
「ハッ! ……両親が逮捕されてるってのに、此の期に及んでテメェの心配かよ。ホント、根性腐ってるな」
「安心しろ。てめぇの行き先はもう決まってる」
嫌悪感を滲ませた二人が、それに答える。
「え、決まって……?」
「あぁ」
にやり、と笑みを深めた葵さんは
「もうすぐ、サツが迎えに来てくれるだろうよ」
「け、警察っ!?」
彼女の耳元で、そう告げた。


