Wonderful DaysⅢ【野いちごバージョン】





「よくもまぁ、ここまでやってくれたよなぁ。手こずらせやがって」


そう言って倒れ込んで呻く男達を見回すと、憎々しげに言葉を吐き出した。


「散々楽しんでからヤク漬けにしてやろうかと思ってたが……これじゃあ楽しむどころか、気ィ抜いたらこっちが先にヤられちまう」


てめぇも、それを狙ってるんだろ?と、髪の毛を持つ手に力を込めて睨まれる。


「…………い、っ……」


痛いっ!

その手を離せ、ばかやろうっ!

心の中で文句を言って、目の前の大男を睨み返す。


……そりゃあ、誰だってそう思うでしょ!?


薬漬けにしてから風俗に売り飛ばしてやる、と宣言されていて逃げようとしないやつがどこにいるんだ。

例え骨が折れていようと、隙があれば絶対に逃げ出してやる!