Wonderful DaysⅢ【野いちごバージョン】





「……お、おう!」


その声にハッとして、弾かれたように走り出した鼻ピアス男。


「行かせないって言ったでしょ!!」


男の後を追いかけようとすれば


「死ねや、このアマっ!!」


私目掛けて、すごい勢いで金属バットが飛んできた。


「……っ…!」


咄嗟に仰け反って、それをかわす。

間一髪で避けたバットは、壁際に置かれていたクリスタルの置物を直撃して、砕け散るそれと一緒に床に落ちた。


「……………………」


───あ、危なっ!!

あんなモノが頭にでも当たったら、本当に死んじゃうよ!