「……え?」
兄貴の言葉に反応して、思いっきりマークさんをガン見してしまう。
ちょっと、待って。兄貴は……今、何て言った?
『周防さんが帰って来るまで、ゆっくりしていくといいよ』
ゆっくりしていくといい?
「……………………」
誰が?
今の言い方だと、マリアちゃんだけじゃなくてマークさん達もって事だよね?
マークさんを直視できなくて、アル君に視線を移せば
「何だよ?」
片眉を上げてこっちを見てくる。
「……もしかして、マークさんとアル君も、ウチに泊まっていったりする?」
「あぁ。修が帰ってくるまで世話になるよ」
恐る恐る聞いた言葉に答えるアル君は
「嬉しいだろう?」
顔を引き攣らせる俺を見て、にやりと口角を上げた。
「……………………」
うそだ───────!!


