Wonderful DaysⅢ【野いちごバージョン】



「それに、趣味が悪いのはあなた達の方でしょ? 放課後に人が寄り付かない教室に周防さんを連れ込んで、寄ってたかってイジメてるなんて」


「なっ!!」


「イジメてなんて、いないわよっ!!」


「変な言い掛かりはやめてくれる!?」


「そうよ! 私たちは、周防さんに聞きたいことがあって来ただけなんだからっ!!」


言われた言葉にムキになって言い返す荒井さん達だったけれど……


「あら、違うの? 私は、てっきりイジメてるのかと思ったわ。先生の名前を使ってまで周防さんを呼び出したり、ドアの鍵まで閉めてすぐに逃げられないようにしたり。それって、間違っても人に物事を尋ねる態度じゃないわよねぇ?」


「「「「……っ!!」」」」


にこりと、かわいらしい笑みを浮かべながら毒を吐く暁さんを前に撃沈した。

あの荒井さん達を、事も無げに黙らせることが出来るなんて……


「……………………」


やっぱり、暁さんは怖い。