『マジで、一緒にいるんだな!?』
それでも、しつこいくらいに確認してくる蓮。
「だから、そうだって言ってるでしょ! なにを、そんなに慌ててるのよ!?」
訳が分からなくて、思わず語尾が強くなる。
『周防マリアに連絡がつかないって、こっちで大騒ぎになってんだよ!!』
「は?」
連絡がつかないから、大騒ぎになってる?
学校から家に連れて来て、まだ二時間くらいしか経ってないのに……何で?
小学生じゃあるまいし、大騒ぎする意味が分からなくて首を傾げていれば
『とにかく、今すぐ周防マリアに代われ!!』
「わ、分かったわよ!」
その声に鬼気迫るものを感じて、目の前にいるマリアにスマホを差し出した。
「え、私……?」
当然、差し出されたスマホの意味が分からずに、きょとんとしていたマリアだったけど。
「なんだか知らないけど、マリアに連絡がつかないから大騒ぎになってるんだって」
「連絡? 大騒ぎ……大騒ぎっ!?」
私の言葉を聞いた途端に、見る見る青褪めていく顔色。


