「ま、真琴…服が…」

「え?」


真琴も自分の制服を見て驚く。

雨で制服が透け、下着が見えていたのだ。


「きゃあああ!」


真琴は両腕で自分を抱きしめる様にし、後ろを向いた。


「ま、真琴…風呂入ってきた方が良いよ。風邪引く…」

「う、うん。入ってくる」


お互い目を逸らし、慌てながら言った。