「はぁ!?借金!?」


母が他界し、父と2人でひっそり暮らしていた真琴に、その不幸はやってきた。


「うん。友達がどうしてもっていうから、紙に名前とハンコ押したら、借金の肩代わりだったみたい(笑)」


少し抜けてる所があった真琴の父は、500万の借金の肩代わりをする羽目になってしまった。

そんな時、借金を立て替えてくれたのが、真琴の父の古くからの知り合いの、沢渡海の父親。

そして、何故か真琴の事を気に入った海の父親は、息子の嫁に来てほしいと真琴に言ってきたのだ。