………………



キス…しちゃった…んだよね…



私はその場で立ち止まり、赤く染まった顔を隠し、叫んだ。




「ぎゃぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!!!」




なんで私なの!?



私のことが好き!?




ちょっと話しただけなのに!?



一目惚れ!?




私そんな可愛い!?




動揺しながら、走った。




思いっきり。




だって、あいつのこと、恋愛対象でみた事なかったし、あんま関わったこともないし。




家に帰り、自分の部屋に向かって、勢いよくベッドに飛び込んだ。




「告白…されちゃったよ」




そんなことを一人でつぶやいてた。




しかも、私のファーストキス!!



明日どんな顔して会えばいいの??




明日もあの部屋に行かなきゃいけないの!?




「七海ー??お帰りも言わないで何してるのー?ご飯よー!」



お母さんこの声が聞こえてきた。


「はぁいっ」




ご飯を食べ終えても、私のモヤモヤは止まらなかった。




でも、明日のあいつの態度による。




今日はもう寝るしかないない!!




でも…行きたくないなぁ。




そんな事は、忘れよ!




寝よ寝よ!!



私は、まだあいつのことをまだ深くしらず、まだ告白された意味も分かってなかった。後から最悪になるのに…