…………あれ?



「……ねぇ、華

あたし
階段から落ちたんだよね?


体は痛くないし

保健室に寝てるし……



…………なんで?」






そう言うと

途端
華の顔が明るく輝いた


……気がした






「そっかぁ!

落ちた時には雪美
気を失ってたもんね?!


あのねあのねっ!」



そう言って

とても嬉しそうな華が
あたしの耳元に顔を寄せた