ひとりじめ


逆光で見えなかった、けど
辛そうな感じがしたから、

「遊佐」

私は自然に



遊佐を抱きしめていた。



遊佐はびっくりしてた
私も、よくよく考えてたら
恥ずかしくなってきて

ていうか何してんの?!!


急いで離れようとしたら。

「はは、そういうこと、か。」

遊佐も私を抱きしめ返してきた。

「なっななな!」
「瑠菜が抱きしめてくるなんてびっくりしたー」
「は、離して!」
「そっちから抱きついたくせに。」
「なっ!」

そうだけど!

「プール、楽しみだな、」
「そ、だけど、ちょ、離して!」

遊佐はぱっと離れて、

「じゃまたな!」

それだけ言って帰って行った。