ひとりじめ



「あのね、私遊佐くんのこと好きなんだぁ。」


「ぶはっ!!」

学校帰り、みさきちゃん、真理ちゃんと3人で近くのマックに寄っていた。

すると真理ちゃんのまさかの告白。

いや、まさかってか、まぁ、
そんな気はしてたけど。

「だから、今度のプール協力してくれない?」
「でも遊佐には佐々木桃がいるよ?」

みさきちゃんが言った。

なぜかその言葉は私にもささった。

「うん、でも瑠菜が遊佐くんと仲良く話してるのみて、まずは私も仲良くならなきゃって思って!」

「わ、私は別に仲良くなんか、」
「ううん。今日だって私が誘ったのに・・・。」

真理ちゃんは下を向いた。

「?」

「と、とにかく!お願いねっ」

真理ちゃんは私とみさきちゃんの手をぎゅっと握ってきた。

「う、うん。」

みさきちゃんは何も言わなかった。


私は少し胸が痛むのは、

気のせいだ、と言い聞かせた。