ひとりじめ


ん?

ヤバイ?
可愛い?

は?

何言ってんだ俺は。
こいつだぞ?そんなわけがない。

「どうしたの?」

尚こいつは無防備な顔で近ずいてきやがる。

ちょ、ヤバイ、なんだこいつ。


やっぱり可愛い


かも。


「こっちみんなブス。」
「なっ!」

山下が怒った。
小学校か俺は。ブスって。

「なによ!遊佐のあほ!」
「うるせー山下は「瑠菜。」

誰かが山下を呼んだ。


「ちょっと待って剛、遊佐がね、」

山下は振り向きもせず、大野だと分かったらしい。

「部活終わったから、帰ろうぜ。」
「あ、分かった!」

ぱっと大野の方をみる。

俺を威嚇してやがる。
別に俺はこいつに興味ねぇし。

・・・でも。