ぱっと剛の方をみると、
面白くなさそうな顔をしてた。

「どーしたの剛、無愛想な顔して。」
「別に。」

剛はぷいっとした。

「なによ。」
「教えてやろーかー?」

遊佐がニヤニヤしながら耳元でひっそり話しかけてきた。

ードキ

ああもう!いちいちうるさいな私の心臓!!

「い、いい!自分で剛に聞くから!」

私は遊佐からぱっと離れた。

「・・・ふーん。」

あれ?遊佐もなんか、無愛想?

先生「おい、代表、結局出し物は決まったのか?」

先生が話を進めない私達に急かしてきた。

「じゃあ、喫茶店ということで」