ネジの外れた強引王子



「ーーーどういうつもり、とは」
「約束なんて、していないんでしょう」

白々しい、と言わんばかりに僕を見据えてくる橘母の目は、先程の見た瞳の色と同じだった。
バレてしまっては仕方ない。そもそも、バレないと思っていたわけではないのだ。