「はは、なにいってるんだ。もしかして、まだ寝惚けてるのかな。じゃあ、今日はお家デートにする?」 きっと彼女はこの返答を予想だにしていなかっただろう。 明らかに焦りの色が表情に現れる。 「なっ………そ、そういうことを言っているのではなくてですね」 「ちょっと、茉莉。何を言っているんですか。約束をすっぽかすつもりなんですか?」 「違います‼だから、最初からーーーー、」 橘母も参戦し、さらにしどろもどろになっていく橘。 ……おそらく、あとひと押しで。