Lost Memory














「白木、ちゃんとこっち向けよ!」







大和くんの力強い声で私は正気に戻った。







『え……あ………ごめん』








大和くんは下を向く。
ああ、呆れられた。






人の話聞かない友達なんて嫌だもんな。








「あのさ……………白木……」







大和くんは下を向いたまま私の肩に手を乗せる。






『ど、どしたの?』







沈黙が続く。
この気まずさに緊張を覚える。







「……ずっと言いたかったんだけど」