Lost Memory














私はチラチラと奏多を見る。






だけど奏多は一切こっちを見てくれない。





真央ちゃんと話しては少し照れて。
二人の仲の良さを改めて実感させられる。







「聞いてる?白木」






ふと、大和くんの声が耳に届く。







『え!?……ごめん、何の話だっけ』






「おいおい白木、ボーッとして大丈夫かよ」






失礼な私。
人の話聞いてる時にまで奏多の事考えてた。