Lost Memory














『大和くん、おつかれー』






私は大和くんの元に駆け寄る。







「おう!サンキュー、白木」







『大和くんカッコよかったよー!黒崎くんとは大違い』






「そ、そーか。…奏多と何かあったのか?」








私は口を尖らせる。
大和くんは困った表情で私を見つめる。








真央ちゃん、羨ましい。





私だって奏多の横を歩きたい。
奏多にもう一度名前で呼ばれたい。







できるなら、もう一度だけ奏多とキスがしたい。